社会福祉専門職養成教育の見直しと今後の社会福祉教育研究の課題
今、私達が行えること・行わなければならないこと・行いたいこと
- 日時
- 2017年3月5日(日)10:30~16:30(10:00 受付開始)
- 会場
- (一社)日本社会福祉士養成校協会研修室
(東京都港区港南4丁目7番8号 都漁連水産会館6階) - 主催
- 日本社会福祉教育学会、(一社)日本社会福祉教育学校連盟、(一社)日本社会福祉士養成校協会関東甲信越ブロック
- 後援
- ソーシャルケアサービス従事者研究協議会、日本社会福祉系学会連合
- 参加費
- 1,000円(大学院生・学生は無料)
※当日、受付にてお支払いください。 - 申込方法
- 事前申し込みは2月17日(金)で終了しました。当日参加も受け付けておりますので,事前にお申込みでない方も会場へ直接お越しください。
なお,事前申し込み,当日参加に関わらず参加費は当日の受付にてお支払い下さい。領収書を発行いたします。振込等の事前支払いの手続きはございません。
趣旨
昨年来、厚生労働省は一連の福祉をめぐる改革案を発表しています。特に重要なのは、「新たな時代に対応した福祉の提供ビジョン」(2015年9月)、「一億総活躍プラン」(2016年6月閣議決定)、「我が事・丸ごと地域共生社会」(2016年7月)です。そこでは、今後の超高齢化・超少子化社会を展望し、福祉の範囲や対象の変更を提起しており、人材育成のあり方にも影響が及ぶとみられています。
この流れのなかで、福祉専門職がどこまで存在感を打ち出せるのかが今後の焦点であり、すでに、ソーシャルケアサービス従事者研究協議会をはじめ、各種団体では取り組みを始めています。社会福祉教育研究を主軸において活動を行う本学会でも、一連の流れを看過することはできず、学会独自の見解を発信する必要があると考えます。
そこで、日本社会福祉教育学会第7回春季研究集会では「社会福祉専門職養成教育の見直しと今後の社会福祉教育研究の課題」を総合テーマとし、講演とシンポジウムを実施することとしました。講演では、社会福祉養成教育の見直しをめぐる動向について共通認識をもつことをねらいとし、シンポジウムでは、現場実践者、養成校教員、福祉教育研究者の立場から福祉専門職養成教育の見直しをどのように捉え、今後の社会福祉教育全体と福祉専門職養成教育に何を求めるのかを討議します。それらを通して、今、社会福祉教育研究として私達が「行えること・行わなければならないこと・行いたいこと」を明らかにし、発信していきたいと考えています。
本研究集会は、(一社)日本社会福祉士養成校協会・(一社)日本社会福祉教育学校連盟関東甲信越ブロックとの共催であり、現場実践や教育に携わる多くの方々のご参加をお待ちしております。
内容
第Ⅰ部<講 演> 社会福祉改革の全体像の共有
1.「福祉人材確保策の動向」
菊地 芳久(厚生労働省社会・援護局 福祉基盤課福祉人材確保対策室 室長補佐)
2.「社会福祉専門職養成教育の見直しをめぐる動向」
中谷 陽明(松山大学人文学部 教授、前日本社会福祉士養成校協会 常務理事)
第Ⅱ部<シンポジウム> 社会福祉教育研究の課題と展望
- テーマ
- 「社会福祉専門職養成教育の見直しについて現場実践者・養成校教員・福祉教育研究者の立場から考える」
- コーディネーター
- 志水 幸(北海道医療大学看護福祉学部 教授)
- シンポジスト
- ①現場実践の立場から:
山本 繁樹(立川市社会福祉協議会 地域福祉推進課長、
社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、主任介護支援専門員)
②養成校教員の立場から:
橋本 有理子(関西福祉科学大学社会福祉学部 准教授)
③福祉教育研究の立場から:
保正 友子(立正大学社会福祉学部 教授)
参加者のみなさまへ
会場近くにはコンビニや食事をする場所がありませんので、昼食は各自お持ちください。
会場アクセス
JR「品川駅」からのアクセス
- R品川駅港南口(東口)から徒歩20分
- 都バス「品川駅港南口バス停」[品99](『品川埠頭循環』)又は[品99折返](『東京入国管理局折返』)に乗車し、3つめのバス停『港南四丁目』で下車 徒歩1分
東京モノレール・りんかい線「天王洲アイル」からのアクセス
- 東京モノレール『天王洲アイル』(南口)又はりんかい線(埼京線乗入)『天王洲アイル』(A出口)から徒歩15分
- 都バス「天王洲アイル駅バス停」[品96乙](『品川駅港南口行』)に乗車し、2つめのバス停『港南小学校』で下車 徒歩5分