新・社会福祉士養成カリキュラムの実施状況と今後の課題
趣旨
社会福祉士養成における改正が行われ、2021年度より「ソーシャルワーク専門職としての社会福祉士養成の明確化と強化」を謳った第三次の養成カリキュラムがスタートしました。多くの養成校において、異なる2箇所の実習先での240時間実習を始めとする新たな養成教育が本格化しているところです。本学会第19回大会では、この新しいカリキュラムに取り組むにあたっての基本的な考え方を明確にし、演習・実習の実施方法についてのワークショップ、また新カリキュラムにおける様々な取り組みに関するシンポジウムを通して、参加者の皆様と様々な課題を共有し今後の社会福祉士・精神保健福祉士養成教育についてのあり方を俯瞰することができればと考えています。
大会開催日程
2023年8月26日(土)、27日(日)
開催場所・形態
関西学院大学上ヶ原キャンパスG号館
(〒662-8501 兵庫県西宮市上ケ原一番町1-155)
主催
日本社会福祉教育学会
大会スケジュール
1日目(8月26日(土))
13:00~13:15 | 開会式 |
13:15〜14:15 | 基調講演 テーマ:「福祉士養成新カリキュラムの特徴とソーシャルワーク教育の課題-研究、教育、実践の連動と循環による専門職養成を考える-」 講師:空閑浩人氏(同志社大学) |
14:30〜17:30 | 開催校企画ワークショップ テーマ:「新カリキュラム対応演習・実習指導プログラム開発ワークショップ(仮題)」 コーディネーター:川島惠美氏(関西学院大学) ファシリテーター:高杉公人氏(新見公立大学) サンプルプログラム提供:平尾昌也氏(関西学院大学) 目的:新カリキュラムに対応した、演習クラスまた実習指導クラスで、どのようなプログラムを展開することが可能か、参加者のアイディアを持ち寄って演習プログラムを開発することを目的とする。 進め方: 14:30〜14:40 ワークショップのねらい、進め方の説明 14:40〜15:00 参加者同士のアイスブレイク 15:00〜15:30 関西学院大学で実施しているプログラムの紹介、参加者が実施しているプログラムも必要に応じて紹介 15:30 〜16:30 グループワーク:新カリで重要視されている「地域における多様なニーズの実態を学ぶ」「ソーシャルワーク機能を学ぶ」「グローバル定義を理解する」等のテーマに基づいて、90分で実施可能な演習プログラムを考える。 16:30〜17:30 グループワークの分かち合いとふりかえり |
17:45〜19:30 | 情報交換会 会場:関西学院大学上ヶ原キャンパスG号館(予定) |
2日目(8月27日(日))
10:00~12:00 | 学会企画シンポジウム テーマ:「新カリキュラムでの社会福祉士養成教育の取組」(仮題) シンポジスト: 宮本雅央氏(北海道医療大学) ※ 社会福祉士と精神保健福祉士の共通科目が増えたことに関する取組について 添田正揮氏(日本福祉大学) ※ 240時間実習の実習・演習教育の円環(実習指導と実習、演習など)に関する取組について 中村美智代氏(龍谷大学短期大学部) ※ 240時間実習を実施した経験について コーディネーター:保正友子氏(日本福祉大学) |
12:00~12:45 | 総会 |
12:45~13:30 | 休憩 |
13:30~ | 自由研究報告 |
参加費
全日参加:会員・非会員 8,000円 学生・大学院生 4,000円
1日参加:会員・非会員 4,000円 学生・大学院生 2,000円
情報交換会:3,000円
参加申込と自由研究報告発表申込
大会の参加申込と自由研究報告発表申込は,下記リンク先学術集会JPで受け付けます。
第19回日本社会福祉教育学会|学術集会JP
https://gakujutsushukai.jp/jsswe2023
上記リンク先から,参加申込とオンライン決済が可能です。
自由研究報告発表申込の期限は6/30です。