「創造的な学びの可能性 ~実践と教育の継続的な循環」
Ⅰ.日時
2019年10月5日(土) 〜 10月6日(日)
Ⅱ.会場
青森県立保健大学
(〒030-8505 青森県青森市大字浜館字間瀬58-1)
Ⅲ.大会スケジュール
1日目(10月5日(土))
9:30~10:00 | 受付 |
10:00~10:20 | 開会 |
10:20~11:30 | 大会長講演 社会福祉領域でのリカレント教育の今日的課題 志水 幸(北海道医療大学) |
11:30~13:00 | 休憩 11:40~12:40 総会 |
13:00~15:00 | 開催校企画シンポジウム 社会福祉専門職の実践力と創造力を支える仕組みづくり~地域に根ざした学習・指導体制を目指して コーディネーター:小山 隆(同志社大学) シンポジスト: 源 明(社会福祉法人 八戸市社会福祉事業団) 中村 直樹(弘前医療福祉大学) 工藤 英明(青森県立保健大学) |
15:10~16:40 | ワークショップ 多機関・多職種連携を促進する生活支援記録法(F-SOAIP)の活用と教授法 ~ソーシャルワーク実践の可視化がもたらすミクロ・メゾ・マクロへの効果を期待して~ 講師: 小嶋 章吾(国際医療福祉大学医療福祉学部 教授) 嶌末 憲子(埼玉県立大学保健医療福祉学部 准教授) 生活支援記録法(F-SOAIP)の理論と方法の習得が可能なプログラムの紹介と教材提供を致します。 事前にHP:http://seikatsu.care/をご高覧のうえご参加下さい。 |
17:00~ | 情報交換会 (青森県立保健大学 交流センター) |
2日目(10月6日(日))
9:00~9:10 | 受付 |
9:10~10:10 | 自由研究発表 |
10:20~12:50 | 学会企画シンポジウム ICT と社会福祉教育 シンポジスト: 長崎 和則(川崎医療福祉大学) 三堀 将寛(株式会社デジタル・ナレッジ) 高橋 信行(鹿児島国際大学) コーディネーター: 川廷宗之(敬心学園・職業教育研究開発センター) |
12:50~13:00 | 閉会 |
Ⅳ.開催趣旨
日本社会福祉教育学会第 15 回大会は,青森県立保健大学で開催します。今大会のテーマは,「創造的な学びの可能性〜実践と教育の継続的な循環」としました。第 15 回大会は,2015 年の春季研究集会で当面の社会福祉教育研究の課題と研究テーマとして整理した以下の 4 つ「1.総合的なカリキュラム研究の必要性」「2.新たな授業科目の検討と教材開発」「3.福祉専門職養成教育の充実と新たな課題への取り組み」「4.「社会福祉教育」をキーワードとした学会と職能団体と教育機関との連携システムづくり」のうち,「1.総合的なカリキュラム研究の必要性」と「3.福祉専門職養成教育の充実と新たな課題への取り組み」に関連させ,青森県から今後の社会福祉教育の在り方を議論したいと思います。
2016 年の中央教育審議会 答申「個人の能力と可能性を開花させ,全員参加による課題解決社会を実現するための教育の多様化と質保証の在り方について(答申)」(中教審第 193 号)では,高等教育機関に自己の職業分野における高度な専門技能等を身につけたり,様々な変化に対応できる質の高い専門職業人の確保を目指すべく,技能と学問の双方の教育を融合し強化した仕組みが必要とされています。専門職大学院を中核とする仕組みづくりが推進されているものの,これまで大学・短大,専門学校が担ってきた専門職養成教育の役割を今一度見直すことで,社会福祉の領域でも実践現場との連携によって技能と学問との融合を加速させると捉えることができます。教育機関と実践機関の協同による教育はこれまでも取り組まれていましたが,多様なニーズに応えられる専門職を育てていく仕組みづくりや,教育機関と協同で実践を精査する工夫をいかに進めていくか,検討する機会を持ちたいと企画しました。
本大会では,大会⻑講演として,社会人の“学び直し”や“リカレント教育”の今日的課題を学ぶ機会としたいと思います。また,青森県での教育の展開や専門職の質向上の課題から,地域で展開する教育の仕組みづくりについて迫っていきたいと思います。また,教育を展開する際に重要なツールとしての ICT の活用や,それらを踏まえた教育内容について学会企画シンポジウムで取り上げます。
社会福祉教育に携わる研究者,教育者,実習・演習教育に携わる実践家,さらにその教育を受ける側の学生のみなさまのご参加を,心よりお待ちしています。忌憚ないディスカッションができれば幸いです。ぜひ,カジュアルスタイルにてお越しください。
Ⅴ.参加費
事前申し込み | 当日参加 | 情報交換会 | |
ワークショップのみ ※a) | 1,000 | 3,000 ※e) | |
一般A 会員・非会員 (教員) | 7,000 | 8,000 | 3,000 ※e) |
一般B ※b) 非会員で職能団体 ※c), 保健医療福祉関係団体の所属 (教員以外) | 2,000 | 3,000 | 3,000 ※e) |
学生・大学院生 | 1,000 | 2,000 | 3,000 ※e) |
昼食代 (希望者) ※d) | 1,000 |
※a) ワークショップは,事前の資料準備部数の都合により当日参加をお断りする場合がありますので,事前のお申込みをお願いいたします。なお,一般A 及び一般B の事前申し込みには,ワークショップ参加費が含まれます。
※b) 一般B の区分で参加を申し込まれる方は,参加申し込み時にご所属の入力をお願いいたします。
※c) 今回,一般B の区分に該当する団体は,日本社会福祉士会(JACSW),日本精神保健福祉士協会(JAPSW),日本医療社会福祉協会(JASWHS)です。
※d) 大会期間中,会場は食堂の営業をしておりません。近隣にコンビニエンスストアもございますが,総会にご出席される方はご検討ください。
※e) 当日,会場にてお支払いいただきます。
Ⅵ.申込方法
<事前参加申し込み>
事前参加申し込みは,参加費(上表参照)を下記口座にお振込の上,以下のURL第15 回大会参加申込フォームにアクセスし,必要事項をご入力の上お申込みください。事前参加申込締め切り日は,9月9日(月)です。
<自由研究発表申込>
事前参加申込をしていただいた後に,以下のURLより第15 回大会自由研究発表登録申込フォームにアクセスし,必要事項をご入力の上お申し込みください。 登録申込締め切り日は8月19日(月)です。
応募資格や発表内容を審査し,結果を8月24日(土)までにメールにてご連絡いたします(予定)。発表可とされた方に原稿作成フォーマットをお送りしますので,指定の書式にしたがって原稿を作成期日(9月7日(土))までに指定するアドレスまで送付してください。※応募資格等の詳細情報については,学会HP に掲載します。
<参加費振込先>
ゆうちょ銀行 店名〇八九 店番089 当座0149492 口座名義:日本社会福祉教育学会
Ⅶ.アンケートご協力のお願い
今大会では,ICT を活用した教育のあり方について,シンポジウムを開催します。現状を踏まえた議論のため,教育関係者のICT 利活用に関するアンケートを実施しています。ご協力いただける場合は,以下URLよりアンケートフォームにアクセスしていただき,ご回答をお願いいたします。趣旨の詳細,情報の取扱についてもアンケートフォームトップに掲載しております。ご理解とご協力のほど,よろしくお願いいたします。
Ⅷ.後援(予定)
日本社会福祉系学会連合,ソーシャルケア従事者教育研究協議会,青森県社会福祉士会,青森県精神保健福祉士協会,青森県医療ソーシャルワーカー協会