2011年4月30日発行
巻頭言
2011年3月11日午後2時46分、三陸沖を震源に国内観測史上最大のM9.0の地震が発生し、津波、火災などにより広範囲で甚大な被害がでていることはご承知の通りです。
震災により被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、1日も早い復興をお祈り申し上げます。
福島第1原発と第2原発周辺には、避難指示や屋内退避指示が出され、十分な電力の供給が難しくなっていることから、計画停電も実施されています。その影響は各地におよび、毎日不自由な中で生活をされている方も多いことかと存じます。まだまだ余談を許さない状況が続いていますが、仮に一定の生活水準を取り戻した後でも、様々な生活問題や心のケア等の問題が出てくるでしょうし、そうした中で社会福祉に関わる我々が担う役割も大きなものになっていくと思われます。
本学会でも、すでに、「東日本大震災から、福祉教育(者)は何を学ぶか」として川廷会長からコメントが出され、「それぞれの先生方が自分の授業場面でどうされるのか、お考えいただき、ご意見や体験事例などを学会に発信していただければ」と述べられています。
この問題に対して私自身は、十分整理できてまとまったお話ができる状況にはなっておりませんので、今回のニュース・レターでは、事前に用意しておりましたお話をさせていただきたいと考えます。
鹿児島国際大学
高橋信行
目次
- 巻頭言 「ソーシャルワ—クの内発的発展」
鹿児島国際大学 高橋信行 - 東日本大震災から、福祉教育(者)何を学ぶか
会長 川廷宗之 - 2011年度春季研究集会開催される!!
鹿児島国際大学 高橋信行 - 2010年度第3回理事会報告
- 2011年屋会費納入のお願い(事務局)
- 連絡先不明会員についてのおたずね(事務局)
- 会貝の声~私の福祉教育
- 2011年度日本社会福祉教育学会 第7回大会案内(第2報)
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日本社会福祉教育学会 NEWS LETTER No.9[3.30MB]