- テーマ
- 福祉専門職養成教育の充実と新たな課題への取り組み
- 会場
- 東北公益文科大学
山形県酒田市飯森山3-5-1 - 日程
- 2015年8月22日(土)13時 ~ 8月23日(日)13時
- 後援
- 文部科学省 日本社会福祉系学会連合
趣旨
2015年2月22日に開催された日本社会福祉教育学会第5回春季研究集会では、我が国の社会福祉教育の現状と課題について、日本学術会議社会学委員会社会福祉学分野の参照基準検討分科会委員長を担われた白澤政和教授(桜美林大学大学院)をお招きし、講演とシンポジウムを開催いたしました。その議論の結果、当面の社会福祉教育研究において、以下の課題と研究テーマがあることが確認されました。
- 総合的なカリキュラム研究の必要性
- 新たな授業科目の検討と教材開発
- 福祉専門職養成教育の充実と新たな課題への取り組み
- 「社会福祉教育」をキーワードとした学会と職能団体と教育機関との連携システムづくり
本学会としては、社会福祉教育に関するこれらの課題と研究テーマに、総合的・体系的に取り組んでいくことを責務と考え、第11回大会では、これらのテーマの中から「福祉専門職教育の充実と新たな課題への取り組み」を取り上げることにいたしました。
具体的には、福祉専門職養成教育の中の『演習・実習に関する教育のあり方』に焦点を当て、それに関連する学会企画シンポジウムを2本用意し、2日間にわたって福祉専門職養成教育のあり方について存分に議論したいと考えています。
学会企画シンポジウムⅠは、学生のニーズに対応した社会福祉士養成教育、並びに精神保健福祉士養成教育における援助技術系演習(以下、ソーシャルワーク演習)について総合的に検討し、現状と今後の課題について明らかにすることが目的です。
学会企画シンポジウムⅡは、福祉専門職養成における実習「前」評価システムの検討とOSCE(Objective Structured Clinical Examination 以下、OSCEとする)の試行について先駆的な取り組みを紹介し、特にOSCEの場面構成と評価枠組み、実習教育における位置付けについて検討することが目的です。
社会福祉教育に携わる研究者、教育者、実習・演習教育に携わる実践家、さらにその教育を受ける側の学生のみなさまのご参加を、心よりお待ちしています。
1日目 8月22日(土) | |
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12:30~13:00 | 受付 |
13:00~13:20 | 開会 |
13:20~15:50 | 学会シンポジウムⅠ 「学生の教育ニーズに対応したソーシャルワーク演習の教材・方法・教授法の総合的検討」 |
16:00~17:00 | 総会 |
17:10~18:40 | 自由研究発表① |
19:00~20:30 | 情報交換会 |
2日目 8月23日(日) | |
9:00~9:10 | 受付 |
9:10~10:10 | 自由研究発表② |
10:20~12:50 | 学会企画シンポジウムⅡ 「実習「前」評価システムの検討とOSCEの試行」 |
12:50~13:00 | 閉会 |
学会シンポジウムⅠ
「学生の教育ニーズに対応したソーシャルワーク演習の教材・方法・教授法の総合的検討」
コーディネーター:保正 友子(立正大学)
シンポジスト:川島 惠美(関西学院大学)・片岡 靖子(久留米大学)・大山 博幸(十文字学園女子大学)
学会企画シンポジウムⅡ
「実習「前」評価システムの検討とOSCEの試行」
コーディネーター:白川 充(仙台白百合女子大学)
シンポジスト:巻 康弘(北海道医療大学)・松岡 是伸(名寄市立大学)・嘉村 藍(仙台白百合女子大学)