日本社会福祉教育学会の設立について
呼びかけ人:黒木 保博(同志社大学) 白澤 政和(大阪市立大学)
牧野 忠康(日本福祉大学) 米本 秀仁(北星学園大学)
設立趣旨
社会福祉やソーシャルワークの「危機」の時代において、実践・理論・教育・研究・教育の改革・再編が求められています。社会福祉の政策と実践を短期・長期に展望するためには実践や研究への有能な人材を育て上げなければなりません。
社会福祉学における教育の研究は、現在では「日本社会福祉学会」の教育部門や「日本福祉教育・ボランティア学習学会」等で行われており、また「全国社会福祉教育セミナー」は研究というよりは課題の抽出・提示に止まっていると言えます。
このようなこれまでわが国の社会福祉教育に関する議論の場の歴史的な資産を評価しつつも、更に発展させる必要があります。
このような状況に鑑み、社会福祉の危機を克服すべく有為な人材を組織的に養成するためにも、社会福祉教育の責任の重さを感じ、社会福祉領域における教育学会の設立を提案する次第です。是非とも多数の賛同者を得て、この学会の設立と今後の発展を期したいと考えます。
設立発起人名簿(順不同・敬称略)
宮田和明(日本福祉大学)
日本社会福祉教育学会設立総会
- 1.日時
- 2005 年10 月31 日(月)午前10:30~11:30
- 2.会場
- 文京学院大学本郷キャンパス
- 3.次第
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- 発起人代表挨拶
- 議長選出
- 日本社会福祉教育学会規約について
- 日本社会福祉教育学会役員選出
- 日本社会福祉教育学会の当面の運営につい
- その他
日本社会福祉教育学会第1回大会
- 1.日時
- 2005 年10 月31 日(月)11:30~16:00
- 2.会場
- 文京学院大学本郷キャンパス
- 3.プログラム
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11:30~12:30 設立記念講演「わが国社会福祉教育の課題と展望」学会新会長 12:30~13:30 昼食休憩 13:30~16:00 設立記念シンポジウム 司会:米本 秀仁(北星学園大学)
発題1 市民福祉教育の現状と課題 川廷 宗之(大妻女子大学)
発題2 小中高福祉教育の現状と課題 矢幅 清司(文部科学省)
発題3 大学福祉教育の現状と課題 牧野 忠康(日本福祉大学)
発題4 大学院福祉教育の現状と課題 太田 義弘(関西福祉大学)